■文化財建造物の保存修理に関する研究及び調査、講演会、講習会などの開催

文化財建造物保存修理研究会

研究会について

会長挨拶

chairman.jpg「文化財建造物保存修理研究会」の会長就任に当たりまして、ご挨拶申し上げます。
日本の文化財保護行政は明治30年に始まり、その歴史は120年になろうとしています。その間に、先輩諸氏の尽力によって積み重ねられてきた文化財建造物の保存修理に関する英知と経験を、この分野に携わる人々の共有の財産とし、さらに向上、発展を図って行くことが、この研究会の目的です。
文化財建造物を保存し、適切に維持していくためには、文化財修理に欠くことの出来ない文化財保存技術を保持している技能者、文化財建造物の修理設計と現場監理に当たる専門技術者、文化財保護行政に携わる文化庁を中心とする専門家、大学や研究所等に所属する研究者など、幅広い職種の人々が、それぞれの立場から協力・連携することが必要です。したがって、この研究会は、これらの人々が同じプラットフォームに立ち、相互に情報を共有し、研鑽しながら文化財建造物の保存修理に関して技術的・学術的レベルを高めることを目標とします。

文化財建造物の保存修理に関わる課題としては、社寺建築などの伝統的木造建築における課題もまだまだ数多く残されていますが、これらに加えて、今日的な課題としては、工場建築や土木構造物などで代表される近代化遺産をはじめとする新しい分野の文化財の保存と活用の問題や、耐震対策としての構造補強のあり方とそのデザインの問題などがあると考えています。

こうした課題を認識し、共有し、解決するためには、論文発表会、シンポジウム、講演会、学術雑誌の刊行といった、学会活動を着実に継続することが必要です。しかし、この研究会の特色は、修理現場と行政と研究機関の密接な交流と相互協力にあります。つまり、実践と理論の両方の立場からの意見を踏まえて、それらを統合した形での課題の解決を探求することも、この研究会の特色的な手法として積極的に進めたいと考えています。

そのためには、文化財建造物の修理前、修理中、修理後の現場におけるワークショップ、討論会、研修といった活動と、研究会誌への現場サイドからの論文の投稿の奨励と、それを可能にするための研究者側からの熱意のある協力が必要と考えています。

以上、「文化財建造物保存修理研究会」についての私の思いを述べましたが、研究会の方針や運営に関しては、これから会員の皆様と議論しながら進めていきたいと思います。

平成27年4月1日

文化財建造物保存修理研究会会長 斎藤英俊



研究会の概要

目的

本会は、文化財建造物の保存修理等に関する研究及び技術の高度化を図り、我が国の文化の向上及び国民の文化遺産に対する理解の増進に寄与することを目的とする。

事業

(1)文化財建造物の保存修理に関する研究及び調査
(2)研究会誌の発行及び図書その他の出版物の発行
(3)研究発表会、講演会、講習会、見学会などの開催
(4)内外の教育研究機関、学協会などとの連絡協力
(5)その他本会の目的を達成するために必要な事項
(6)上記の事業に付帯または関連する事業

事務所

〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-17-10 アクセスキクヤビル6F
TEL 03-6806-8975 FAX 03-6806-8976
e-mail :info@hozon-syuri-kenkyukai.jp

設立趣意書

文化財建造物保存修理研究会 設立趣意書

役員等名簿

文化財建造物保存修理研究会 役員等名簿

会則

文化財建造物保存修理研究会 会則

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